ストーマを使用するオストメイトに寄り添いたい ~ クラウドファンディングによる開発成果を報告 ~
参考資料:宮崎大学ニュースリリース
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-1280.html
プロジェクトリーダー:甲斐健吾助教
VR開発担当:株式会社L.A.B 野下隆寛
左:福満美和看護部長、右:日本オストミー協会宮崎県支部 甲斐誠郎支部長
左:七島篤志教授、右:宮崎県介護福祉士会 木場圭一会長
盛武 浩医学部長
記者会見内容
記者会見には、盛武浩医学部長、福満美和看護部長、七島篤志教授をはじめ、プロジェクトリーダーを務める甲斐健吾助教、VRコンテンツを含むデバイスの製品化を手がけた株式会社L.A.B 野下隆寛氏、宮崎県介護福祉士会の木場圭一会長、日本オストミー協会宮崎県支部の甲斐誠郎支部長など、関係者約30名が出席。甲斐助教と株式会社L.A.B 野下隆寛氏から、クラウドファンディングによるVRコンテンツの開発成果報告と今後の社会実装を目指したステージについて報告されました。
クラウドファンディングについて
バーチャルリアリティでのVRストーマケア習得体感トレーニングシステムの開発に賛同いただける方を募集いたしました。
100名を超える多くの方々からのご寄付により、目標金額の400万円を達成することができました。心より御礼申し上げます。温かい励ましのお言葉や応援コメントも、開発チームで拝見させていただいております。インターネットを使用することが難しい状況にある方々からもお電話をいただき、本プロジェクトのみならず、宮崎大学医学部附属病院の日常診療にも心温まる応援の言葉をいただきました。これらのありがたいご支援を心に刻み、今後の活動の糧にしていきたいと思います。
<システム仕様>
オストメイトがゴーグルを装着した状態で待機し、看護師がタブレットを操作して映像コンテンツを選択し、オストメイトが鑑賞している映像をタブレットで確認したり、音声が聞こえにくい方には外部から調整できる仕組みを構築。
オストメイトVRについて
厚生労働省の報告によると、ストーマ保有者は国内で20万人を超えており(厚生労働省 福祉行政報告例)、宮崎県内には約2,000人いると推定されています。高齢者人口の増加とともに、今後もオストメイトの増加が予想され、ストーマケアの重要性は国内外で高まると予想されます。宮崎大学医学部外科学講座および看護部では、今後も関係機関と密接に連携しながら、患者さんに寄り添い、同じ持つ悩みを持つ患者さんがより安心できるよう、取り組んでまいります。
VRは難しくない!
一般的にVRは難しいという認識がある中、電源を入れてボタンを押すだけで簡単に見れるようにシステムを開発。VRでのメリットを生かした映像づくり、患者様の目線・看護師の目線でのケアをわかりやすく映像にしています。
宮崎大学医学部外科学講座・看護部・OSTrain-VR project監修の基、今後もより高クオリティな映像制作を目指します。
バーチャルリアリティ体験のメリット
患者は手術や治療過程を事前にVRで体験することで、不安を軽減し、治療に協力することができます。
医師や看護師はVRを用いてシミュレーションを行うことで、技術向上に役立てることができます。
そしていつでも手軽に学び、体験する事が出来るのでコストの軽減と時間短縮につながります。
VRのことは全てお任せください
株式会社エルエービーは、VR技術を駆使して、様々な分野で革新的なサービスを提供しています。高品質なVRコンテンツ制作実績と、幅広いサービス展開が強みです。VRに興味がある企業や個人様はお気軽にご相談ください。
株式会社エル・エー・ビー公式サイト: https://www.livecity.co.jp/LAB/
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