画期的な新機能搭載で、更に身近になったモーションキャプチャ
専用のスタジオ等を必要とせず、最大2台のカメラで撮影を行う事ができ、SFMソフトウェアキャリブレーションシステムやPV BODY 2搭載により、必要最小限の設定だけでリアルなモーションをサンプリング可能な上に、アニメーション機能までも統合。
データ生成時間を短時間に、かつ動きにより生じるノイズまでも逃さずリアルに再現できる為、必要最低限のマーカ(人間の場合は8マーカ)だけでも実現可能です。 (最大30マーカ)
インターフェースにおいても、直感的に操作できるよう、2次元・3次元と意識する事なく操作出来るよう考慮した上で最適なレイアウトが施されており、生産性を最大限に高め、スムーズなワークフローを実現でき、プロユースの方はもちろん、モーションキャプチャ・三次元ソフトウェア初心者の方でも簡単に操作を行うことができます。
作業を効率的に、正確に
任意の場所に配置したマーカーを自動的に追跡し、ポイントしていく「オートトラッキング機能」を使うことで作業効率が大幅に短縮され、かつアクターの微妙な動きもキャプチャーすることが可能です。従来のシステムや手作業では難しかった重心の移動の再現なども簡単に、そして正確に行うことができます。
アニメーションを簡単に作成可能
人体の構造を「メニュー」から選ぶだけで、人体構造を持ったモデルが自動生成され、そのモデルに動きを与える事で簡単にアニメーションを作成することができます。必要な部分をサンプリング(トレース)し、更なる動きを追加したい場合は「手付け」による動きを加える事ができるなど、表情豊かな作品制作を強力にサポートする新たな制御系との組合せにより、クリエイターの想像をハイクオリティでありながら容易に実現できる、最高のアニメーションツールです。
驚異の新キャリブレーションシステムSFM搭載!
PV STUDIO Character ver.2は、新技術(SFM)の導入により、キャリブレーションポールを必要とせず、撮影された映像より直接3D座標を構築することが可能となりました!
※SFM(Structure From Motion)とは、複数の画像から3Dを構築する技術です。
■例えば、屋外による二人のアクターのサンプリングでもSFMを使うことで、簡単にキャリブレーションを行えます。
人体構造の自動生成 PV BODY ver.2.0 搭載
生成したモデルにモーションの始めの動きと最後の動きを付けるだけで簡単にアニメーション化が行えます。
実際の撮影では難しい、または不可能な動作でも「全身コンストレインツ」機能を使うことで思い通りの動きを作成することができます。
もちろん、撮影した映像の演技者の上に重ねてモーションを付けていくことでさらにリアリティのある動きを付けることができます。
「PV BODY ver. 2.0」は、PV STUDIO 3D ver.2.2に搭載されている機能同様、地面認識機能により、つま先が地面に食い込まないよう簡単に設定が可能です。また背骨のボーン構造を見直し、従来のマーカ数でもよりリアルな動きを再現します。
■地面設置機能 [OFF]
■地面設置機能 [ON]
マーカの自動追跡機能(オートトラッキング)
3Dと実写のマッチング機能
PV STUDIO Characterでは、撮影された映像を読み込んで作業を行うので撮影された映像を背景として、画面上の3Dモデルと演技者の動きとを確認しながら作業を進めることも可能です。マッチング機能を使用することで動作のチェックや細かな動きの作成なども可能になります。
中間フレーム補正機能
モーションの始めから終わりまでの間のフレームを自動的に補い、自然な動きを作り出すことが可能です。この機能を使えば無駄な動き(データとして必要ない部分)を削ってしまえるので編集もスムーズに行えるようになり、作業効率の向上につながります。
コンストレインツ
PV STUDIO Characterでは、コンストレインツを使用する事により、アニメーション制御を自動化する事ができます。例えば、動物の尻尾などの表現も可能となります。
また、ロープなどの長い形状の各中間点からその間を補間し、全体を再現する事ができるので、サンプリングを行う対象物を選びません。
リアルタイムレコーディング機能(※カメラは2台までの接続となります。)
パソコンに接続された複数のカメラより、PV STUDIO Characterに直接レコーディングが可能。例えばUSBカメラ+IEEE1394方式など、異なるデバイスからでも同時にレコーディング。
屋外などで撮影された映像などは、AVI等のファイルで取り込む事も可能なので、用途に合わせて活用できます。
※高解像度カメラやカラーカメラなど、転送速度が高速なものにつきましては、HD(ハードディスク)レコーディングを行った際に、コマ飛びする場合がございます。その際は、メモリーレコーディングにて作業を行ってください。
自由なボーン構造
対象物の特性に伴い、IKなどの設定を行う事により少ないマーカでも再現が出来るので、ユーザ側が自由に構造生成が可能です。
IKによるボーン生成
ボーン生成時のIK制御が可能!FKとIKにより更に短時間でのデータ生成が可能です。こちらの手の動きをサンプリングしたものをご確認ください。→サンプル
Flashでの活用
リアルなホームページのモーション制作などにPV STUDIO Characterは最高の威力を発揮します!例えば、BVH形式で書き出したモーションデータをPOSERなどでデータを取り込み、そのままFLASHデータ(swf)として書き出す事で、今までとは一味違ったWEB制作を行う事ができます。
▼推奨環境 | |
OS: | Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 DOS/Vパソコン |
CPU: | Core2 Duo以上推奨 |
メモリ: | 2GB以上(4GB推奨) ※オプションカメラ使用時は8GB推奨 |
HDD: | 作業の規模、シーンのデータ量により空きが必要になります |
ハードウェア: | 倍速以上のCD-ROMドライブ、USBポート、256色以上表示可能なモニタ、グラフィックボード |
※実際は読み込ませる動画のファイルなどによって必要スペックが変わります。
▼対応形式 | |
書出形式: |
PVS形式(PV STUDIO形式)、Bvh形式、csv形式(座標情報のみ) |
読込形式: | PVS形式(PV STUDIO形式)、Bvh形式 |